エピテーゼを使用する理由

〜実技・シリコーンモデルを使用した外部彩色法〜

萩原 圭子 氏

 

  1. 日 時:平成29年10月22日(日)

受付12:30〜

講演13:00〜17:00

  1. 会 場:千葉県歯科技工士会館 2階会議室

千葉市中央区登戸1丁目24番地3

Tel 043-244-4105 FAX 043-244-4106

  1. 受講料:無料

※技工士会会員でなくても無料受講できます。

  1. 生涯研修:自由研修8単位取得

*会員は日技メンバーズカートのご持参をお願いします。

  1. 講 師:萩原 圭子 氏(日技認定講師)
  1. 受講申込:

千葉県歯科技工士会まで TEL 043-244-4105、FAX 043-244-4106、またはメールフォームよりお申し込みください。※「10月22日受講申込」と明記してください。

千葉県技会員は案内に同封のハガキをご返信ください。

 


 

エピテーゼを使用する理由
〜実技・シリコーンモデルを使川した外部彩色法〜

 

 エピテーゼ・ソマトプロテーゼとは、ただ単に「欠損部位をカバーする物」としてとらえるのではなく、エピテーゼ・ソマトプロテーゼを装着される方々(以下患者さん)の生活習慣・特異性を明確に認識し製作する必要があります。

 例えばフィンガープロテーゼ(義指)一つとっても、「いつ」「どこで」「何時間」使うのか、また使用の際 接着剤は必要であるか…など様々な情報が得られなければなりません。なおかつ患者さんへ彩色を施す際は、現在の体調、化学療法等の有無、生活習慣、仕事、趣味など、なるべく多くの情報を収集しTPOに合わせた彩色を行うよう心掛けなければなりません。また、本人しか目にしない部位、日常生活では他人から目に触れない部位、そういった部位になぜソマトプロテーゼが必要なのでしょうか。

 本日は、製作過程での患者さんの心理変化、エピテーゼ・ソマトプロテーゼを装着される方々(患者さん)なども含めた症例の紹介と、簡易的なシリコーンモデルではありますが「フィンガープロテーゼ」の外部彩色〜完成まで実技を兼ねた講義をしてまいりたいと思います。

 

略歴

1999年 埼玉歯科技工士専門学校 卒業

1999年 有限会社みずほ歯研 勤務

2003年 株式会萩原歯研 勤務

2010年 一般社団法人 Medical Attendant Federation Association of Japan(MAF) エピテーゼ製作コース・メディカルメイクコース 修了

2011年 株式会社萩原歯研・エピテーゼ製作室メディカルラボK 開設

 

所属学会

(公社)日本歯科技工士 認定講師

(公社)群馬県歯科技工士会 会員

(一社)日本歯科技工学会 会員

(一社)日本顎顔面補綴学会 会員

 日本口腔顎顔面技工研究会 会員

 

開講

2015年 Medical Lab K Epithese Training school 主催

2017年 デンタルアカデミー東京 エピテーゼコース 主任講師

 

執筆

2014年 歯科技工 特別寄稿「患者の心の傷を癒すエピテーゼとリカバリーメイク」

2015年 日本歯技 サイエンス「仮想断端模型を使用した手指エピテーゼ製作」

2016年 QDT Guest Editorial 第52回 歯科技工士の世界を広げるエピテーゼのすすめ

2016年 QDT step ahead No.76

 

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