去る2019年9月25日(日)、千葉県歯科技工士会館にてハンズオン講演が開催された。 

今回の講師はoral design メンバーの小田中 康裕氏(oral design 彩雲)である。 

約30名の参加者があり、講演内容の興味の高さを感じた。 

講演内容は講師が20年間取り組んできた臨床においての明度の考え方、明度のコントロール、クリエイション陶材の築盛についてであった。 
日々の臨床で明度のコントロールが適切に調整できていないことがある。臨床で言われている明度は三次元的であり、白〜黒で表される色明度(光の反射、吸収)と透明〜不透明で表される反射明度(光の透過)の2種類である。この明度をきちんと理解できていないと、立体物を製作していくうえで色々問題が生じる。それは立体物を製作しておりながら、色彩学で言われている白〜黒という二次元の明度を当てはめているからである。 
これをポーセレンの築盛時に置き換えると、デンティンの明度においては反射明度が大切ということである。また、切縁の透明感は舌側面から観察するとガラスのような抜けはなく、色であると解説された。 


陶材築盛デモでは、クリエイション陶材ならではのIN NOVA-ILを使用したイリュージョン効果、カットバック法や水分コントロール、表面性状の入れ方をレクチャーされた。女性の患者には、口唇から見える歯冠を明るく見せるため積極的に白帯を入れていた。 

千葉支部 理事 横田真也

 

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